【★図解・行動分析付き】購買行動 |「緑の魔女」の買われ方・選ばれ方

洗濯用洗剤「緑の魔女」の消費者行動図鑑

「身体にも環境にも優しい」が決め手。

  「緑の魔女」は「身体に優しい」洗剤探している際に、ネット上の商品紹介で「身体に優しく、環境にもいい」ということを認知され、さらに「排水管がきれいになる」ことを認知したことがきっかけで購買されていると考えられる。

【回答者プロフィール】
 今回「緑の魔女」を購入した回答者は、京都府の50代女性で専業主婦。ネット上で「緑の魔女」を知ったことも有り、「楽天市場」で購入しています。

 この消費者はインターネットにて「体に優しい洗剤」を探した結果、「緑の魔女」にたどり着き、購入に至るプロセスを経ています。通常、衣類用洗剤などはよく知られたブランドが選ばれる傾向が強いですが、この消費者は「複雑型」の購買行動を取っていることからも読み取れるように、自分に合った商品を十分に情報収集して探し、購入している様子が読み取れます。このような購買行動は通販化粧品や健康食品など、自分に合った商品を探して選ぶ行動がみられる商品の行動の傾向とも言えます。

 この消費者はさらに、商品についての情報探索を進めた結果、「配水管がきれいになると知った」ことが、購入決定の理由となっています。このことから、環境に良いという主目的に加えて、さらなる付加価値を知ったことが決め手になっており、同様の商品においては大手ブランドの商品では強く押し出していない商品価値を強調することが、商品選択されるために有効であると考えられます。

 また、情報探索の入口となっているのは「さらさ」が赤ちゃんにも洗剤で使えるのを知っていたことが入口となっていることが読み取れるため、同一カテゴリの競合商品のUSPに紐づく検索ワードに対応したSEMを行うことも有効であると考えられます。

参考URL:http://www.mimasu-cc.co.jp/01/
※参考URLは、回答者が自由記入で記載した商品名の回答結果から、該当すると思われる商品を掲載しています。サブブランド名やモデル年度等、URLで掲載する商品と回答者が答えた商品が異なる場合がある点、ご了承ください。

・さらに詳細な分析を行う場合は、以下のレポートサンプルを参照ください。

コンタクトポイントで、狙った体験を提供できている?


商品の買われ方の様々なパターンを知りたい。


自社商品が、消費者の”自分ゴト”になってくれるには?


消費者が自分たちの商品を連想するようになってほしい。


消費者はどんな体験を経て、商品を買っている?


自社商品がどのように買われているかを全体像を把握したい。


何故、買われないのか?
何が問題でどう対処すべきか?


多くの人に選ばれ、買ってもらうには、何をすれば良いか?